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2006年 11月 22日
vol.55 和楽紅屋の和楽(わらすく)
vol.55 和楽紅屋の和楽(わらすく)_e0018432_22115873.jpgかの辻口博啓氏によるラスクです。自由ケ丘のロールケーキの美味しさには本当に参りました。もともと和菓子屋さんの家に育った辻口氏、そのパティシエがラスクを、しかも和風のラスクを作ったということで、ずっと食べて見たかった。でもわざわざこのために二子玉川まで行くのもなあ。で、やっと行く機会があったので、当然買い求めました。
十種類のラスクが入った十個入り箱が1200円(税込)。ちなみに単品売りもあり、1個105円(税込)。長さ7-8cm,幅5cm,厚さ1cmくらいという普通のラスク並の大きさを考えたらずいぶん高価なのだけど、ラスクと思わせないパッケージで、あまり気にならない。
とりあえずはプレーンのラスク。
うーん、普通だ。普通にとても美味しいラスクだ。
と、あまりに衝撃的にうまいラスクを期待していた自分に恥じ入る。原材料を見たら、なるほどシンプル。たぶん大量に作っているんだろうけど、丁寧に作られたのが、見た目の焼き色の美しい黄色に滲み出ています。
ちなみに他の9種類のラスクは
・煎茶:へえ、抹茶じゃないんだ。抹茶も入っているけどね。普通の抹茶味とは一味違う、ラスクの香ばしさを大事にしてますね。
・醤油:醤油漬けにされた大豆胚芽が胡麻のように振りかけてある。焼き餅でも試してみたくなる。
・あおさ黒胡椒:青のりと醤油そして黒胡椒。ずばり黒胡椒が効いてます。
・黒糖:黒く塗ってあるのではなく黒糖の粒がトッピングされている。噛むとじわっと黒糖の甘さが出て来る。秀逸な甘さです。
・味噌:これも醤油と同じように大豆胚芽がトッピングされている。焼き味噌の香り高い味です。バターとの組み合わせは微妙。
・ごま:黒胡麻がたっぷりとのってます。砂糖の甘さ、胡麻の香ばしさ。ラスクの歯ごたえ。まずいはずがない。
・きなこ:隠し味に使われているピーナッツバターが結構目立ちます。でもきなことピッタリ。美味しい。
・焼リンゴ:確かに焼きリンゴの味がする。リンゴ、ハチミツ、シナモンの他にも各種添加物が使われているのは、なかなか味が決まらなかったからかな。
・ゆず:昔食べたことのある柚子せんべいみたい。洋酒が入っていたのか、気がつかなかった。
以上。
でも、やっぱりプレーンが一番おいしい。プレーンにだけは和三盆糖が使われているのね。一番シンプル。

品名:ラスク
原材料:プレーン:小麦粉、バター、植物油脂(大豆油を含む)(この三種類の原料と塩、イーストは各ラスクに共通です)、砂糖、和三盆糖、はちみつ、塩、イースト
(その他のラスクは省くけど、極めてシンプルに作ろうとしています。さすが。)

和楽紅屋(わらくべにや) http://www.waraku-beniya.jp/
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# by hirosofia | 2006-11-22 22:13 | rusk
2006年 11月 05日
vol.54 エースのシュガーラスク
vol.54 エースのシュガーラスク_e0018432_2372023.jpg田園都市線二子玉川の高島屋SC内フーズステージ キタノさん(南の地下)で売っていたシュガーラスクです。
普通のラスクがバゲットを元にしているのに対し、このラスクはコッペパンから作られています。
だからこの形。(about長さ13.5x幅3.5x厚さ1cm)
まず一口。バゲットベースに負けずとても軽い歯触り。そして、とても香りがいい。甘さは控えめなんだけど、パンの味の後から甘さがふわっと現われて、それからまたコッペパンの味にもどります。甘みの柔らかさがとても好きです。
たぶんラスクはバゲットが一番合う。でも、このコッペパン based ラスクはバゲットで表せないキメの細やかさと、あの給食のパンから作ったのかという感触でいい勝負に持ち込んでいます。
エースさんはこのラスクのためにコッペパンを特別に作っているんですって。
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名称:菓子パン
原材料名:小麦粉、砂糖、卵、マーガリン、脱脂粉乳、イースト、食塩、発酵乳、香料、乳化剤、酸化防止剤(VE)、カロチン色素
12個入り 199円(税込)
製造者:(株)エース 兵庫県伊丹市西野2-124
(2006/11/5)

# by hirosofia | 2006-11-05 23:09 | rusk
2006年 08月 27日
vol.53 夢がふくらむ大根パン
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-大根の葉使用のシュガーラスク


なんで「夢がふくらむ大根ぱん」?
恵比寿三越への出店の福来鳥(ふくどり)さん。鎌倉の人気店(だと思う)。ここのメインは大根スープ。ちょろっと試食したけど、ポタージュみたいで美味しかった。
で、ラスクだけど、見た目がガーリックトーストみたいでしょ。この緑は大根の葉っぱ。大根を使った料理が得意なこのお店、それにしてもラスクに応用しようというのがとてもユニーク。
原材料にある海洋酵母ってのが好奇心を掻き立てるんだけど、洋風のラスクだけど、そこはかとなく和なテースト。食感はさっくりとしているけど、ソフト。1センチを切る薄さが抜群だと思う。
 とても大好きな大根をラスクに使ってくれたというのが、僕はうれしいです。
注意書きに
【ラスクの上部に付着した緑色のものは大根の葉で、カビではありません】
楽しい。

原材料:小麦粉、海洋酵母、天然ミネラル塩、モルト、ビタミンC、動植物性油脂、大根の葉、グラニュー糖
8枚入り。351円(税込)
(有)福来鳥 神奈川県鎌倉市佐助1-13-13vol.53 夢がふくらむ大根パン_e0018432_21484385.jpg


(2006/8/27)

# by hirosofia | 2006-08-27 21:50 | rusk
2006年 07月 22日
vol.52 サン・エトワール
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横浜栄区は本郷台駅前のパン屋さん「サン・エトワール」さんのラスクです。ベッドタウンの街らしく、駅前にスーパーがあり、古い街なのか個人商店もたくさんあり(残って)います。郊外型の大規模ショッピングモールのせいで商店街や個人商店はなかなか大変だとは思いますが、車ユーザーでない僕としては駅前が頑張っているのはとてもうれしいです。
入院中の叔父を見舞いに行った途中で立ち寄りました。
果物屋さんと花屋さんに挟まれたパン屋さん。幸せな景色です。
と、前置きが長くなりましたが、ラスクを長く食べていると、なかなかコメントがね。
厚さ1.5cmくらいにスライスされたバゲット。おそらくこちらの残り物でしょうか、基本です。もともとのバゲットがそうなのか、ラスクに仕上げる時にそうなったのか、ほんの少し焦げた苦味があるのが、すごく手作りテイストで、本当にうれしい。
バゲットの塩分と、ラスクのための砂糖が、ちょっと乱暴に落ち着いているのが好ましいです。
こういうパリでないフランスで作られたようなラスクはカフェオーレが合います。(フランスでラスクを食べたことが無いので、想像ね。) 
写真の量で157円(税込)。おやつにどうぞ。
原材料:砂糖 食塩 イースト 油脂 小麦粉 ビタミンC
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(2006/7/22)

# by hirosofia | 2006-07-22 13:31 | rusk
2006年 04月 08日
vol.51 アルサスローレン ウォルナッツラスク
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 薄くスライスしたバゲットにクルミのペーストをトッピングして軽く焼き上げたラスクです。写真だと分かりつらいかも知れないですが、トッピングがかなり山盛りで、食べると口いっぱいにクルミ独特のナッツ感とほんのりとした苦味が広がります。クルミの食感とバゲットの歯ごたえの軽さがとてもナイスなバランスです。
 原材料を見てみると、パン、バター、クルミ、塩(その他乳、大豆、卵を含む)とあるのだけれど、絶対トッピングのつなぎには砂糖も入っているし、なにかクリーミーなものも感じられる。企業秘密なのかなあ。ちょっと気になります。
  賞味期限はその日のうちというのが、とても素敵。確かにクルミは脂分が酸化しちゃうしね。一ヶ月以上平気でもってしまうラスクが多い中、鮮度を大事にするラスク。粋だね。
 松坂屋上野店で購入。5枚入りで157円(税込)。
(2006年3月9日)vol.51 アルサスローレン ウォルナッツラスク_e0018432_15221814.jpg

# by hirosofia | 2006-04-08 15:20 | rusk